(コメント):「神戸で別れて」は、東京モナルダによって1969年頃にリリースされたムード歌謡の一曲で、港町・神戸を舞台にした切ない別れの物語を描いています。
🎶 歌の背景と特徴
- 作詞:森テルオ/作曲:尾田悟/編曲:寺岡真三という布陣で、ラテン風のアレンジが施されています。
- 東京モナルダはもともとハワイアンを演奏していたグループですが、この曲ではラテン的な音作りが強く、夜霧に包まれた神戸の雰囲気を巧みに表現しています。
- 同時期に人気を博していたロス・プリモスやロス・インディオスなどのラテン系バンドの影響も感じられます。
📝 歌詞の世界観(抜粋)
「潮風がやけにしみる港町」
「夜霧に濡れていた神戸の波止場」
このようなフレーズから、神戸の三宮や波止場の情景が浮かび上がり、愛する人との別れの痛みがじんわりと伝わってきます。
歌詞全体に漂うのは、未練と哀愁。別れた恋人への思いが、港町の風景とともに胸に迫ります。
🎧 聴いてみたい方へ
YouTubeなどで箱崎晋一郎によるカバーも視聴できます。昭和のムード歌謡の魅力が詰まった一曲です。
もし、歌詞の構造や音楽的な分析もご希望でしたら、リズムやメロディの面からも掘り下げてみましょうか?
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