(コメント):**「五番街のマリーへ」**は、1973年に発売された日本のバンド「ペドロ&カプリシャス」の代表曲のひとつで、作詞は阿久悠、作曲は都倉俊一による作品です。ボーカルは高橋まり(後の髙橋真梨子)で、彼女自身も後年にカバーしています。
📝 曲の概要
- タイトル:五番街のマリーへ
- 発売日:1973年10月25日
- ジャンル:J-POP / 歌謡曲
- 作詞:阿久悠
- 作曲:都倉俊一
- 歌唱:ペドロ&カプリシャス(ボーカル:髙橋真梨子)
- ヒット:オリコン週間18位、年間68位。売上は約21.2万枚
🎭 歌詞の内容とテーマ
この曲は、かつて愛した女性「マリー」の現在の暮らしを、第三者に五番街まで行って確かめてほしいと語りかける、切ない回想と後悔を描いた作品です。
「もし幸せなら、寄らずに帰ってきてほしい」というフレーズが象徴的で、未練と優しさが交錯する心情が繊細に表現されています。
🚢 興味深い制作背景
この曲は、1973年夏に開催された“洋上セミナー”という船上イベントで、阿久悠と都倉俊一が乗船中に創作した楽曲です。
船上のピアノでメロディが生まれ、サロンで即興披露されたという、まさに“海の上で生まれた歌”なんです。
🎶 メロディの特徴と類似性
一部では、スコットランド民謡「ロッホ・ローモンド」とメロディが似ていると指摘されることもありますが、歌詞の内容や構成は独自のものです。
📀 カバーと影響
この曲は多くのアーティストにカバーされ、ちあきなおみ、岩崎宏美、桑田佳祐などがそれぞれの解釈で歌っています。
2015年には髙橋真梨子が「第66回NHK紅白歌合戦」でソロとして披露し、再び注目を集めました。
この曲は、昭和歌謡の中でも物語性と情感の深さが際立つ名曲です。
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