🎵 THE BOOM「島唄」とは?
1992年にTHE BOOMが発表した、宮沢和史による作詞・作曲の名曲です。
沖縄の音楽的要素を取り入れたアレンジと、三線を思わせる旋律が特徴で、J-POPでありながら民謡的な響きを持つ独自の世界観を作り上げています。
🌺 曲のテーマと歌詞の意味
歌詞は、
- 島の自然
- 命の循環
- 別れと祈り
- 喪失と平和への願い
といったテーマを重層的に描いています。
物語を直接語るのではなく、風景や季節のイメージを積み重ねることで、聴く人がそれぞれの解釈を持てるような構造になっています。
沖縄語(ウチナーグチ)を使った別バージョンもあり、言葉の響きが感情の陰影を深めています。
🕊 歴史的背景
宮沢和史が沖縄の文化や歴史と深く向き合った経験が、曲全体の比喩や語り口に反映されているとされています。
特に、沖縄戦の記憶や、島に根付く民謡文化(島唄)への敬意が強く込められています。
🌏 世界的な広がり
この曲は日本国内だけでなく、海外でも大きな反響を呼びました。
特にアルゼンチンの歌手アルフレッド・カセーロによるスペイン語版がヒットし、国境を越えて愛される楽曲となりました。
⭐ 現代での評価
「島唄」は、
- ポップスと地域文化をつなぐ代表例
- 平和や追悼、共生を象徴する歌
- 学校・地域イベント・国際舞台でも歌われる曲
として高い評価を受け続けています。
📌 まとめ:なぜ「島唄」は特別なのか?
この曲は、単なる沖縄風のポップスではなく、
沖縄の歴史・文化・痛み・祈りを、普遍的なメロディに乗せて世界へ届けた作品
だからこそ、30年以上経っても色あせず、多くの人の心に残り続けています。




コード進行
THE BOOMの「島唄」をDメジャーをキーとして解説します。原曲はEメジャーですが、Dメジャーに移調すると、ギターなどで演奏しやすくなりますし、歌いやすいキーにもなります。
🎼 「島唄」Dメジャー版のコード進行と解説
🔑 キー:Dメジャー
- 使用される主なダイアトニックコード:
- I(トニック):D
- ii:Em
- iii:F#m
- IV(サブドミナント):G
- V(ドミナント):A
- vi:Bm
🎵 各セクションのコード進行(Dメジャー版)
【イントロ】
| Em7 | D | Em7 | D |
- DとEm7の交互進行で、沖縄音階のような浮遊感を演出。
【Aメロ】
| D / Em7 | D / Em7 | A / D | D |
| D / Em7 | D / Em7 | A / D | D |
- DとEm7の繰り返しが、素朴で哀愁のある雰囲気を作ります。
- Aコードが入ることで、次の展開への導入感が生まれます。
【Bメロ】
| Bm / F#m | Em7 / Bm | D / F#m | G / A | A |
- 感情が高まる部分。Bm〜F#m〜Em7の流れが切なさを強調。
- G→A→Aでサビへと自然に盛り上げます。
【サビ】
| D / A | Bm / F#m | G / A | D / A |
| D / A | Bm / F#m | G / A | D |
- トニック(D)を中心に、A(ドミナント)やBm(平行調)を使って安定感と開放感を両立。
- G→A→Dの進行は、沖縄民謡の「ヨナ抜き音階」にも通じる響きです。
🎸 演奏のヒント(Dメジャー版)
- アルペジオ:イントロやAメロでは、三線のような響きを意識して、指弾きやアルペジオで演奏すると雰囲気が出ます。
- ストローク:サビではストロークを強めて、感情の高まりを表現。
- カポなしで演奏可能:Dメジャーはギターでも弾きやすいキーなので、初心者にもおすすめです。
🌺 沖縄音階との関係
「島唄」は**ヨナ抜き音階(ド・レ・ミ・ソ・ラ)**をベースにしたメロディが特徴です。コード進行もそれに合わせて、IV(G)やV(A)を効果的に使い、沖縄らしい響きを作っています。
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