まっしろきふじのみね「真白き富士の嶺」


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(ステップ・動作):

(コメント):「真白き富士の嶺(ましろきふじのね)」は、日本のフォークダンスの曲として親しまれています。

このフォークダンスは、元々は**「七里ヶ浜の哀歌(しちりがはまのあいか)」**という歌のメロディに合わせて踊られます。

フォークダンスの概要


1. 曲について

  • 原曲名: 七里ヶ浜の哀歌
  • 調子(拍子): ワルツ(拍子)
  • 音楽: 歌謡曲や唱歌を元にした、ゆったりとした美しいメロディです。

2. 隊形・形式

  • 隊形: **ダブル(カップル)**で踊ることが一般的です。男女が向かい合って手を取り合うか、あるいはホールを周る形式をとります。
  • 形式: **シークエンス・ダンス(Sequence Dance)**の形式をとることが多く、決まったステップの組み合わせ(シークエンス)を音楽に合わせて繰り返します。

3. 主なステップ

フォークダンスとしての「真白き富士の嶺」には、以下のようなワルツの基本的なステップが組み込まれています。

  • ワルツ・ステップ: 拍子に合わせて歩で進む基本のステップです。
  • アウェイ・アンド・トゥゲザー(Away and Together): カップルで組んで、お互いから離れるようにステップし、再び近づく動作です。
  • ターニング・ボックス(Turning Box): ボックス・ステップ(正方形を描くように進むステップ)に回転を加えて、カップルで優雅に回る動作です。

補足:原曲「七里ヶ浜の哀歌」について


この曲は、1910年(明治43年)に神奈川県の七里ヶ浜で起きた、ボート転覆事故で遭難した逗子開成中学校の生徒を悼んで作られた歌です。フォークダンスとしては、この哀愁を帯びたメロディに乗せて、穏やかで優雅な動きを楽しむのが特徴です。


音 楽

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