ディプキ ミセルロゥ Depki Miserlou
(ステップ・動作):
(コメント):ディプキ・ミセルロゥ(Depki Miserlou)は、レバノン系アルメニア人コミュニティなどで踊られているフォークダンスで、アラブ系の「ディプキ(Dabke)」スタイルと、ギリシャ・中東由来の楽曲「ミセルロゥ(Misirlou)」が融合した、ユニークな舞踊作品です。
🩰 ダンスの構造と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
リズム | 通常は 2/4拍子。力強く、地面を踏み鳴らすようなステップが特徴。 |
スタイル | ディプキ(Dabke)系のラインダンス。踊り手は横一列に並び、手をつないで踊る。 |
振付 | Tom Bozigian(アルメニア系振付師)によって教えられたバージョンでは、4つのフィギュア(ステップパターン)を順に踊る構成。 |
音楽 | 「Misirlou(ミセルロゥ)」はギリシャ語で「エジプトの女」という意味。中東風の旋律で、1930年代から世界中で演奏されている。 |
🎼 楽曲「Misirlou」について
- 起源:ギリシャのレベティカ音楽にルーツを持ち、トルコ、アラブ、ユダヤ音楽の影響も受けている。
- 有名なアレンジ:ディック・デイルによるサーフロック版(映画『パルプ・フィクション』で使用)で世界的に知られるようになった。
- フォークダンス版:北米のフォークダンス界では、1940年代から「Misirlou」に合わせたラインダンスが踊られているが、これは創作的な要素が強く、伝統舞踊とは異なるという指摘もあります。
https://folkdancemusings.blogspot.com/2024/02/debki-miserlou-lebanon.html

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