コミタス・ショロール Komitas Shoror
(カテゴリー):01 アルメニア
(ステップ・動作):
アルメニアの「コミタス・ショロール(Komitas Shoror)」は、アルメニア民族音楽の巨匠コミタス(Komitas Vardapet)が19世紀末に採譜した、非常に古い儀礼舞踊 “Shoror(ショロール)” を元に復元されたフォークダンスです。
特に、アルメニアの自然崇拝・鳥の象徴・ゆったりとした揺れの動きが特徴的な、神秘性の高い踊りとして知られています。
🟦 コミタス・ショロール(Komitas Shoror)とは?
アルメニアの民族音楽学者 コミタス(1869–1935) が、
1899年頃に採譜した8つの伝統舞踊のひとつが「Shoror(ショロール)」です。
その後、2008年にアルメニアの民族舞踊家 Gagik Ginosyan によって復元され、
現在は民族舞踊団やフォークダンス愛好家の間で踊られています。
🟦 Shoror(ショロール)の意味と背景
コミタスが記録した「ショロール」は、
アルメニアの古い自然崇拝儀礼に関係していると考えられています。
🔹 語源
研究者によると、
- shororvel(揺れる・そよぐ)
- ororvel(揺りかごのように揺れる)
が語源的に近く、
「揺れ動く」「ゆらゆらと舞う」 という意味を持つとされます。
また、鳥の名前 sororik と関連づけられ、
鳥の動き・自然の風の揺れを象徴する踊りとも解釈されています。
🟦 ダンスとしての特徴
ショロールは、アルメニアのホロ(ラインダンス)とは少し異なり、
儀礼的・象徴的な動きが多いのが特徴です。
🔹 隊形
- 円形または半円形
- 手は軽くつなぐ、または腕を下げて自然に構える
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